この成句は条約において敵兵の撤退や戦前の指導者の回復を指すのに使われた。そのように使われる場合は領土の増減や経済と政治的権利の変更がないことを指す。対義語にUti possidetisがあり、これは戦争の終わりにお互いが保持した領土や財産をそのまま維持することを意味する。 この成句を一般化した現状(status quo)や原状(status quo ante)という成句もある。なお、条約以外で使われる場合、antebellum(「戦前」)はアメリカにおいては独立から南北戦争までの時期を指し、ヨーロッパやそれ以外においては第一次世界大戦以前の時期を指す。