Wiener–Ikehara theorem と素数定理?

α(t)[0, ∞)で非負、非減少関数であるとし、ラプラス=スティルチェス変換

 {\displaystyle f(s)=\int _{0}^{\infty }e^{-st}d\alpha (t)} 

Re(s) > 0で収束するとする。このとき、ある定数Aが存在し、

{\displaystyle g(s)=f(s)-{\frac {A}{s-1}}}

が閉半平面Re(s) ≥ 0に連続拡張可能であれば、t → +∞での漸近的挙動として、

{\displaystyle \alpha (t)\sim Ae^{t}}

が成り立つ。

 

素数定理は、リーマンゼータ関数 ζ(s) の対数微分で定義される  

{\displaystyle f(s)=-{\frac {\zeta '(s)}{\zeta (s)}}=\sum _{n=1}^{\infty }{\frac {\Lambda (n)}{n^{s}}}}

にウィーナー=池原の定理を適用することで示すことができる。実際、ζ(s) はRe(s)=1上で零点を持たず、かつ s=1 での留数1の1位の極を除いて、半平面Re(s) ≥ 1で解析的である。  よって、  

{\displaystyle g(s)=f(s)-{\frac {1}{s-1}}}

はRe(s) ≥ 1で解析的であり、ディリクレ級数におけるウィーナー=池原の定理の系からチェビシェフ関数ψ(x)は

{\displaystyle \psi (x)\sim x\quad x\to \infty }

を満たす。

 

この証明は、証明になっておらず、素数定理に似せた類似物を贋造した。非人間的行為である。