ソフィスト

ソフィスト 以上のような前5世紀のソフィストから派生して、ローマ帝国期の弁論家の一部も「ソフィスト」と呼ばれることがある。明確な範囲は決まっていないが、主にピロストラトスの『ソフィスト列伝』に挙げられるところの、由緒正しいアッティカ方言のギリシア語を駆使する、1世紀から3世紀の弁論家たちをさす。現代の西洋古典学においては、「第二次ソフィスト思潮」「第二次ソフィスト運動」と呼ばれ、1970年代頃から研究対象とみなされ始め、2000年代頃から積極的に研究されるようになった。 主な人物に、アプレイウスルキアノス、クリュソストモス、アリステイデス、ポリュデウケスがいる。